Festival

祭り。

年に一度の秋祭りだ。

 

地元でやっているので、帰らなくてはならない。いや、なくてはならないわけではないのだが・・・

京都市から金沢市まで、ひいては自宅までで片道8000円弱。移動時間にして4時間弱といったところか。

そう考えると腰が重い。いつも移動する直前が一番動きたくない瞬間だ。

一旦動き出してしまえば、もう行くしかないのだが。

初動に一番エネルギーを消費するのは機械も人間も同じか。人間の場合は体力的なもの以上に精神的体力を消耗する。



移動時間は気持ち的に2、3時間だと思っているのだが、自宅から駅までや

電車の待ち時間等に鑑みると大体そのような時間になる。

 

改めて数字でみると、ちょっと行く気をなくしてしまう。

 

 

 

それでも出来る限り祭りの時期に地元に帰っているのは、

地元が好きだから、そこでの祭りが好きだからだろうか。

 

祭りの最中では、どうしても若い者と、先輩とで大小様々な言い争いが起きる。

そういうのを見たり聞いたりすると、とても良い気はしない。

来年は来るのを止めようかという気にもなる。

それでも、来年の祭り間際の日になると行こうという気になるのは、

上記の理由も然ることながら、人と会えることが私にとっては一番大きい

理由だと自覚している。

 

 

同級生だけでなく、先輩や後輩と会う機会はこの祭りの時しかない。

祭りを介して皆が顔を合わせて楽しむ。そういうイベントだ。


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思考と実験の場

生まれた時からあって、何の疑問もなく暮らしてきた家。

家、生活、暮らし。ごく当たり前だったものを、住環境が変わったことで改めて考えるキッカケができました。

今までと同じ暮らし方をしていたら、そのまま過ごしていたと思います。

生活の中心となる家。暮らすとはどういうことなのか。生きること、その哲学とは。