30年近くの人生。

その中で暮らしてき住居は5つ。

1つは生まれ育った実家。

大学生の間に2戸。

就職をしてからは3戸の合計6戸。


現在は6戸目の住居となる。


暮らしてきた住居の種類は以下のとおり。

・平屋の一戸建て

・長屋

・マンション(ワンルーム)

・マンション(シェア)

・テナントビル

・長屋(改装中)


書き出してみると、我ながらちょっと変わった住居歴だと思う。

余談だが、日本の平均引越回数(生涯移動回数)は4.5回、

アメリカでは平均11回の引越をするそうだ。



長屋に住んだことのある人はどのくらいいるのだろう。

知っている限りでは、大学生の一人暮らしは皆マンションやアパートだった。

私が子供の頃育った家が一戸建てだったというのが影響しているのかもしれないが、

マンションで一人暮らしをするということに多少なりとも憧れがあったのは間違いない。




ルームシェアはどうだろう。

経験した人、実際に今シェアをしている人は結構いるのではないだろうか。

シェアの仕方としては、マンションの1室をシェアするカタチ、シェアハウスとして

貸し出しているカタチへの入居が一般的だ。

大学生のときに前者のタイプで暮らしていた友人も少なくない。

私の場合は、職場の寮としてのシェアだった。




これは特殊な例ではあるが、テナントビルで生活したことのある人はいるのだろうか。

ここでいう生活とは、帰る家がありながら職場のテナントビルで寝泊まりするというものではなく、

あくまでも住む場所、帰る場所がテナントビルの中の1戸ということ。

どう考えても少数派だろう。




そして、現在住んでいるのは部屋が1つ改装中の家。

今はDIYが流行っているので結構な規模で改装をしていれば同じような境遇の人はわりといるかもしれない。

改装は自分から始めたことなので、しなければしないで普通の長屋なのだが、

しなければならない理由や動機もあるので、あえて改装中の家とした。


思考と実験の場

生まれた時からあって、何の疑問もなく暮らしてきた家。

家、生活、暮らし。ごく当たり前だったものを、住環境が変わったことで改めて考えるキッカケができました。

今までと同じ暮らし方をしていたら、そのまま過ごしていたと思います。

生活の中心となる家。暮らすとはどういうことなのか。生きること、その哲学とは。