最近、珍しく映画館に行くことが多くなった。
シネコンだけでなく、独立系の映画館にも足を運んだ。
観た映画は以下のとおり。
「バケモノの子」 監督 細田守
「マッド・マックス」 監督 ジョージ・ミラー
「誰も知らない建築の話」 監督 石山友美
映画館に行ったのは、おそらく7年ぶり。
最後に行ったのは、「スカイ・クロラ」監督 押井守
それが今月に入って4回も行っている。
最初に行ったのはバケモノの子。
内容に関しては評論する気はないため省略。
まず“音”に感動した。
映像と音の組み合わせで鳥肌が立つ。ビリビリとくる感じ。
“映画館で観る映画”とはこういうものだったかと再認識させられた。
次に観に行ったのはマッド・マックス。
こちらは更に音にこだわっているのだが、ここで感じたのはもっとメタ的なものだった。
この映画は、観に行った次の日に上映が終わる予定だった。
映像と音の感動を”もう感じることができなくなる”のかと、上映の日程を見て強くそう思い、映画館に行くことに決めた。
結果的には上映日は延長されたのだが、それは関係ない。
今行かなければ次はない。そう強く感じることができたことに意味があった。
東京行きもそんな思いで決めた。キッカケは何とも軽い。
夏は来年もやってくるが、今の歳で迎える夏は今しかないのだから、
やりたいことをやっておくべきだと心の底から思えた。
人生は一度切りとよくいわれる。
日常に忙殺されると、生きるために生きる。そんな生活になってしまう。
自身の生活を見直す良いキッカケとなった。
きっといつかまた忘れてしまうので、生活にはその都度刺激が必要なのだろう。