Leak in the roof

雨漏り2カ所目を発見。


漏れている量は大したことはなさそうな感じ。

今のところは、だが。

台風の影響は現在は大したことはない。

とりあえず天井を剥がしてみて、状況を確認する。


いや、したいのだが今は時間がない。

幸い週末は晴れるようなので、それまでは待つしかない。

 

最近はなかなか作業に身が入らなかったので、

気合を入れ直すいい機会になりそうだ。

 

 

雨漏りを見ると思い出すのは、細田守監督の「おおかみこどもの雨と雪」。

人里離れた家に、雨と雪、その母である花の3人で暮らす物語。

その中の1シーン。3人が暮らす大きな古家を直す場面で、雨漏りを花が1人で直すのだ。

一度や二度では直らない。そう簡単にはいかない。

しかし、確実に雨漏りしているところは減っていく。

 

花が1人で雨漏りを直しているシーンを見ていると

自分にもできるのではないかという根拠の無い自身が湧いてくる。

 

家をつくる作品として他に、三谷幸喜監督の「みんなの家」も持っているが、

こちらはそれぞれのプロが施工してしまうので、親近感がわかない。

もちろん普通に家を建てる場合ならば断然みんなの家の方が現実的だ。

 

セルフビルドならぬセルフリペアをする身としては、

心の励みになるのは「おおかみこどもと雨と雪」の方なのである。

直し方なんてものは出てこないが、それは後からいくらでもついてくる。

作業するにあたって一番大切なのは、やろうとする気持ちなのだ。


根拠のない自信をいかに持つかが案外重要で、それでいてなかなか難しいことなのかもしれない。


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思考と実験の場

生まれた時からあって、何の疑問もなく暮らしてきた家。

家、生活、暮らし。ごく当たり前だったものを、住環境が変わったことで改めて考えるキッカケができました。

今までと同じ暮らし方をしていたら、そのまま過ごしていたと思います。

生活の中心となる家。暮らすとはどういうことなのか。生きること、その哲学とは。