蒸し暑い日が続いている。
夜でも気温は27℃程度までしか下がらない。
暑さをしのぐためのものは今のところサーキュレータのみ。
室内の温度を下げることはできないので、
湿度を下げられないかと水を入れて凍らしたペットボトルを用意した。
洗面器の中にペットボトルを入れ、それにサーキュレータで風を当てる。
凍らしたペットボトルを通して来る風は多少涼しいかと少しは期待したが、
これは大したことはない。というか何も体感温度は何も変わらない。
やりたかったことは温度ではなく湿度を下げることなので、
それについては気にしていない。
肝心の除湿はというと、結構な量の水が結露水として出てくる。
これは予想通りなのだが、一つおもしろい事に気がついた。
サーキュレータで風を当て続けると、ペットボトルの中で凍った水が
非常に早くとける。
実際測ったわけではないが、中学生の時に凍らして持っていった
ペットボトル入りのお茶は部活が終わった後でもまだ半分以上溶けずに
残っていたように思う。
冷凍庫から出して3~4時間は経っているはずだ。
大きさも500mml
それに比べ、除湿に使っているペットボトルの中の水は
1時間程度で半分以上とけてしまっていると思う。
大きさは2000mml
現象としては、ペットボトルへ伝わる熱量が、風を当てない時よりも
風を当てた時のほうが多くなるため、氷が早くに融点を迎えてしまうということ。
知識としては知っているのだが、実際の体験としてそれを目にするのは
同じ現象だとしても感じ方が違う。
熱い食べ物に息を吹きかけて冷ますのと同じなので、
日常的に行われていることだが、原理を知った上で行うと体験と相まって
より知識になりやすい。
次は2本のペットボトルを用意して、どの程度氷がとけるスピードが違うのか検証してみたい。
話は戻って除湿の話だが、除湿量はまずまずだと思う。
実際十分かどうかは部屋の大きさと室温、絶対湿度の量をみて見ないと
判断できないが・・・。
それよりも、部屋の気密性は皆無なので、これ以上除湿の効果を上げるとすれば
除湿そのものより部屋の気密性を上げる方が良いだろう。
まだ8月初め。暑い日は続く。