Remove ceiling

1室の天井を解体しました。

自分より上の作業はなかなか苦労します。

先輩とやりましたが、1人では途中で投げ出していたかもしれません。

 

天井のベニヤ板をはがすだけでも苦労しましたが、ここの天井は二重になっていました。

元々あった天井の下に、もう一枚天井を作っていました。

下地が二重になっているので、天井板を取り外すのも一苦労です。

 

一枚目の天井板をはがし終わったときの様子。

土埃が天井の上から落ちてきました。


天井が抜けているのは、はがしたわけではなく、もともとあった天井が抜けてしまっていたところ。天井板の継ぎ目には、ところどころガムテープが張ってあります。

板の隙間からホコリが落ちてくるのを防ぐためだと思います。

天井上の土壁ははがれている部分もあるので、砂も落ちてきていたのかもしれません。



天井付のシーリングライトも外さなければならなくなり、明りの確保が難しくなりました。

明るいうちに作業を終えるため、急いで作業しました。

天上の下地はとりあえず無視して、天井板だけを取り除くことに。


二枚目の天井板をはがすと、一枚目の時とは比べ物にならないほどの土が落ちてきました。土壁から剥離した土が、多いところで厚さ1cmほど堆積していました。

畳の上は土やら木片やらで、清掃をはさみながらの作業でした。


天上の上には梁や母屋など、建物の骨格がみえてきました。

骨格部分はとてもカッコよく見えます。




この日の作業時間は、清掃も含め5時間半程。天上をはがすのに初めは試行錯誤しましたが、最後の方ではスムーズに進められたと思います。

おつかれさまでした。


思考と実験の場

生まれた時からあって、何の疑問もなく暮らしてきた家。

家、生活、暮らし。ごく当たり前だったものを、住環境が変わったことで改めて考えるキッカケができました。

今までと同じ暮らし方をしていたら、そのまま過ごしていたと思います。

生活の中心となる家。暮らすとはどういうことなのか。生きること、その哲学とは。